どうして多くの方が脱毛を?



脱毛は近年特に女性の中で常識、マナー、とも言えるものになっていると思います。
それではそもそもどうして多くの方々が脱毛をするのでしょうか。

それは、常に「美」を求めているからです。
以前は、脱毛は「脇」にするもの、というイメージがありましたが、最近では特に夏になると肌の露出が増えてくるので、脇だけではなく、手や足、Vラインなど、脱毛をする箇所が増えて来ています。

女性にとって肌の美しさは美に直結していると思います。
いくらお化粧を上手にし、髪を整え、綺麗な洋服で身を固めても、たとえ肌が実際に綺麗であっても毛があることによりその綺麗な肌が表に見えませんし、そもそも産毛が顔にあったりするとお化粧も上手に映えません。

また、毛がない方が女性らしい、という風潮もあると思います。
「力強い」というのは多くの男性にとって褒め言葉だと思いますが、毛が多い男性と毛が薄い男性を比べた場合、毛が多い男性の方が力強さを感じます。
女性の場合は反対に、「か弱い」「守ってあげたくなる」というのが褒め言葉だと思うので、男性とは逆に毛が薄い方がより女性らしく見えてくるのです。

ですので、美や女性らしさを求めるが故に多くの女性が脱毛を行なうのです。



体毛は全て脱毛していいの?



そもそも体毛とムダ毛の違いは何なのでしょうか。

体毛とは、私たちの体にとても大切な役割を担っています。
まずは「保温や断熱機能」です。皮膚からの熱が必要以上に逃げるのを防いだり、皮膚から必要以上の熱が体内に入ったりするのを防ぎます。

また保護機能もあります。
頭など大切な部分に体毛は特に生えていますが、周りからの物質的な衝撃を防いでくれます。

感覚機能も担っています。
体毛が全く無くなってしまうと、皮膚の感覚が鈍ってしまうそうです。

フェロモン効果もあります。
体毛からフェロモン効果のある物質などの匂いが分泌されます。

紫外線も防止してくれます。
皮膚に直接紫外線が届くのを防ぎ、皮膚を守ってくれるのです。

更に体毛には、有害物質を外に排出してくれる機能もあります。
体内に入ってしまった有害物質は、体毛が抜ける時に一緒に外に排出されることがあります。

それではよく脱毛される、ムダ毛とは何なのでしょうか。
ムダ毛とは、足やお腹、腕、背中、眉毛やひげなど、日常生活でそれほど役に立つことのない毛のことです。

特に女性の場合は、足や腕、脇は美容上好まれないため、ムダ毛、と呼ばれ脱毛されることが多くなります。

しかし、ムダ毛も体毛です。
脱毛で全てを無くしてしまっては上記の役割は果たされません。
そのため脱毛に関しては、ある程度の体毛は残しつつ、ムダ毛のみを脱毛する、というような、体毛の要不要をバランスよく決めることが必要だと思います。


古代や近代の脱毛方法とは?



脱毛の歴史は紀元前3,000年から4,000年にさかのぼるようです。
当時、古代オリエント時代には、硫黄や石灰などで作られた脱毛ワックスのようなものが一般的に使われていました。
紀元前30年頃には、あのエジプトの女王クレオパトラも、ワックスのようなものを使っていたそうです。

日本では、平安時代に、貴族の女性たちが額の形を整えるためにムダ毛を処理したりしていました。
平安時代の貴族の女性、と言えば「引き目、鉤鼻」「特徴的なおでこにまゆげ」ですが、それらのファッションも、脱毛が支えていたようです。

19世紀には、肌に直接化学薬品を塗ったり、毛を抜いたあとで汚れた針をわざとその毛穴に差し込んだりして、永久脱毛のようなことをしていたようです。
毛穴に炎症を起こして、もう毛が生えないようにしていたのだと思いますが、想像しただけで痛そうです。

時代は変わっても、いつの時代も人は同じように美を求め、その時代にあったものを生かしてムダ毛を処理し、より魅力的な女性に皆さんなろうとしていたのですね。
もしかすると、まだ発見されていないだけで、他にも、多くの地域で、多くの時代に、様々な方法により、今でいう脱毛が行なわれていたのかも知れません。

脱毛の歴史は面白いですね。

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